フィフティ・シェイズ・フリード

・・・三部作だったのかよ!!!!

予備知識無しに見たけど人気小説原作の最終章らしいですね。
でも1部2部で描かれているであろう人間関係は想像で補えるレベルだと思ったので個人的には問題なかったです。

【あらすじ】
大学生だったアナ(ダコタ・ジョンソン)が学生新聞の取材で運命的な出会いを果たした、若くして巨万の富を手にしていた超絶イケメンCEOのクリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)。アナとの秘密の関係をより深く縛ろうとするクリスチャンに対して、彼の歪んだ愛の形を受け入れられないアナは、一旦は彼の元を去っていく。その後、求め合う炎が絶えることのなかった二人は再び結ばれ、お互いに単なる快楽以上の”愛情”を感じるようになっていったのだった。

↑は?

アマゾン公式の解説から引っ張ってきたけど、全くの解釈違い。

「彼の歪んだ愛の形を受け入れられないアナは、一旦は彼の元を去っていく。」

特にここ。

夫の性癖についていけない嫁、みたいに読めるけど、これはミスリードだと思う。

しかも性癖も特段歪んでねぇから。
安野モヨコも言ってたけど、プレイにすでに名前がついていたり、既成のグッズが販売されている時点でそのプレイはもうメジャーだから。
変態じゃねぇから。

あとヒロインがナチュラル痴女なのと、日常生活と同じベクトルにエロがあるのがいいね。
(よくある、エロい雰囲気になったからはいエロ展開!ってのは私はちょっと違うと思うので。)

脚本は陳腐で確かにサブスクで見てちょうどいいかもしれない。

でも近年で一番、うおおお金持ちと結婚してぇーーーーーーーてなった映画。

レビューに、

欲求不満のババアか、白馬の王子様願望アリの喪女しか喜ばない

みたいのがちょいちょいあるけど、現実以外にそれを求めるからフィクションの映画見るんだろがよ!!!

こんな性欲と金だけの男に魅力ない

↑は????
むしろそれ以外に男になんの魅力が?????

しかも苦手でも料理しようとしているし、顔もいいし、血がつながっていない家族との関係も良好。
社会的地位築ける才能もセンスもある。

何の問題が?

束縛嫌がったら怒るけど、嫁が喜ぶように問題解決実践しとるやんけ。
しかも金にモノ言わして。
超絶かっこいいやんけ。

ちょっと不安定くらいなんだよ!?
それを補うためにアナタイプの嫁を選んだんだろが!

(自我が強い・精神が安定している・受け入れてくれる)

映画としては展開はとってつけたようだし、エロも薄っぺらい(というか大衆が想像する官能)し、原作ファンからしたらおそらく微妙なんだろうけど、わかりやすくて◎

全女の叫びを聞け!
Sはサービスのエス!
自称Sはカス!

ちなみに私が一番興奮したシーンは、ヒロインの従順な寡黙イケメンボディーガードが字幕にもならない程度にFU●K!っつって走り去った後姿なので、同担はお友達になりましょう。

あとこの夫のことすっごいほめたけど、結婚相手としていいかどうかっていうと・・・
嫁が仕事できて自立してるありきかなぁ・・・

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