ペコロスの母に会いに行く

ラストの一言は良い考え方

漫画家・岡野雄一が、自分が経験したことをヒントに描いたエッセイコミックを実写化したヒューマンドラマ。キネ旬邦画年間1位に輝いてる。
長崎で生まれ育った団塊世代のサラリーマン、ゆういち。ちいさな玉ねぎ「ペコロス」のようなハゲ頭を光らせながら、漫画を描いたり、音楽活動をしながら、彼は父さとるの死を契機に認知症を発症した母みつえの面倒を見ていた。

かるーいコメディテイスト、いつもの竹中直人とかもでてるし。それなのに全然笑えない謎の雰囲気が蔓延してて前半はかなりキツイ。そして脚本に深みを持たせるためのナガサキネタはちょっと構図が解りにくく、もうちょい整理して見せたほうが良かったと思う💦💦
キャストは普通。良くも悪くもない演技だったかなー。加瀬亮の撮り方は悪かったと思う。もっと出来る演者なはずなので。
途中で挟む過去ストーリーの観せ方がイマイチだから話がなかなか上手く纏まらない。
あと音楽も使い方がイマイチだったと思うなー。キネ旬大丈夫か???

話、演技、音楽とそれぞれ単体は結構良いのに組み合わせ方がヘンテコで結果、駄作になるってこういう事なんだとおもう。
酷評したけど、ちゃんと泣けたし最後までは観れてるから悪くもないのよね笑笑笑

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