ハウス・オブ・グッチ

ハウス・オブ・グッチ
★★★☆☆

3ヶ月ぶりのリドスコ新作!実際にあった事件が元ネタ。

【あらすじ】
グッチ一族の御曹司マウリツィオと結婚したパトリツィアはグッチをさらに偉大なブランドにしようと野心を滾らせるが…

【感想】
すごく豪華!…なんだけど何がやりたいのかイマイチ見えて来なかった。
実際の事件について知らなかったのでどこに着地するのかやきもきしながら観てたけど見終わった後もモヤモヤは晴れず。
事の顛末より映像とか俳優の演技を楽しむ映画なのかなぁ。

レディ・ガガとアダム・ドライバーは微妙な心の機微を上手く表現しててめちゃくちゃ良かったです。
一方期待してたアル・パチーノとジャレッド・レトはちょっと浮いてたかなぁ。
イタリア訛りの演技のせいかもしれないけどオーバーアクトに感じました。
特にジャレッド・レト、いい俳優だとは思うけど最近イロモノばっかりのイメージだな…

映像は安定のリドスコ印で満足。光と影のパターンが決闘裁判より多くて長尺だけど観ていて飽きませんでした。あとやっぱりスモークだよねぇ。

ゴージャスだし決してつまらない映画ではないけど話が散漫な印象だしもう一度観たいと思わせるようなフックがないので星3。

しかし84歳でもバリバリ現代に通用する映画撮るのは凄いなぁ。イーストウッドも大概ヤバイが。
元気なうちにまたSFとか(エイリアンフランチャイズ以外で)撮って欲しいな。

One comment to “ハウス・オブ・グッチ”
  1. リドスコもイーストウッドも元気やなとしか思わない笑
    他は結構アドバイザー業に勤しんだりしてるのにね。

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