スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲

【ネタバレ注意】
ダース・ベイダーがルークの父親です。
【ネタバレ終了】

映画史を塗り替えた「スター・ウォーズ」(77)の3年ぶりの続編。
映像も物語も大幅にパワーアップ。
やっぱりこれが最高傑作だよなぁ〜
途中から始まって途中で終わりますけど。

このシリーズは本作で完成された感があります。
何気にダース・ベイダーのテーマが初出のエピソード。
ヨーダもEP5で初登場です。
前作ではまだ試験段階といった感じだったミニチュアと光学合成の特撮は大幅に進化。
完璧とは言えないけど今見てもめちゃくちゃアガります。
フルCGにして粗を無くせばチェイスやドッグファイトが面白くなるという訳ではないんですよね。
小惑星帯のシーンのスピード感とアドレナリン分泌量は現代の映畫でも到底敵いません。

物語もキャラも大きく動いて深みを増してます。
今でこそネタ化した親子ネタですがやっぱりずいぶん思い切ったことしたんだなーと思います。
ハンとレイアのベタなロマンスと合わさると丁度いい塩梅です。
チューバッカとC-3POの新コンビはただただ愛おしい。
おもちゃを売るためではなく、物語の進行上ちゃんと意味のある新キャラランドもいい味出してます。

そしてなによりラスト30分、映像と音楽が渾然一体となった脱出劇が素晴らしい!
スター・ウォーズがスペースオペラと呼ばれるのは宇宙が舞台の冒険譚だからというだけでなく、映像と音楽の両方で物語を紡いでいるからこそだと思います。
個人的には帝国の逆襲のために書かれたスコアがジョン・ウィリアムズの全キャリアの中で最高傑作です。

絶望的な状況なのに希望に満ち溢れたエンディングは惚れ惚れするほどロマンに満ちています🌌
当時の観客はもの凄い興奮ともどかしさを味わいながら劇場を後にしたんでしょうね。

スカイウォーカーの夜明けはどうなるかな〜

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