アイリッシュマン

デ・ニーロ、パチーノ、ペシ出演、スコセッシ監督のマフィア映画ということで期待度MAXでしたが自分にはちょっと難しかったようです…
最高傑作、円熟の境地と言われてもいまいち理解しきれないまま3時間半経っていました。

たしかに豪華すぎるメインキャストの演技だけでも見入ってしまいますが、これどこかで見たことあるなーという感想が前面に出てきます。
モノローグを多様し、ポピュラー音楽をバックに絶妙にユーモラスだけど基本的には淡々と物語が進んでいくのも面白いんですけど、なんか見たことあるぞ、とまず思ってしまいます。

全体的に表面的な鑑賞しか出来ていない感じがします。
結局映画のテーマまでは理解出来ずに終わってしまいました。

労働組合とマフィア、ケネディ家との関係、イタリア系社会でのし上がっていくアイルランド人、闇稼業の男たちが迎える最晩年など色んなトピックを扱った集大成的な作品なんだろうなーというのは何となく分かるんですけど、いかんせん知識が無いので演技が凄いなー、でもどこかで見たことあるなーというのが感想の大半を占めてしまいます。

いまいち理解出来てないなと思いながら3時間半の長丁場を体験した結果、グッドフェローズの軽妙で分かりやすい感じの方が楽しめたというのが正直な感想です。

絶対一度観ただけじゃすべては分からない映画でしょうけど、なんせ3時間半もあって派手な展開も無いのでもう一度観るためにはそれなりの覚悟が要りそうです。
気合を入れて映画館で観たんですけど次は配信ですかね。
しかし次に全部通して鑑賞するのはいつになるんでしょうか。
部分的にここは見返したいなというのはあるんですけど3時間半全編ぶっ通しはなかなかしんどい(笑)

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