生きる

黒澤舐めてたわ。

面白つまんない後輩が黒澤、黒澤いうので観てみた。世界の黒澤が贈る社会派ドラマ!七人の侍とかは結構有名だけどこーいうのも撮ってるのね😳
三船がでてないのが残念(T_T)
無為に日々を過ごしていた市役所の課長が、ガンで余命幾何もないことを知り、己の「生きる」意味を考え始める………

凄いわ。
表情の撮り方、画の作り、音楽の使い方、脚本。とても50年以上前の作品とは思えない出来💦💦音声だけ聞き取りにくいのが辛いけども社会派ドラマとしてはほぼ完成されてる作品✨✨
【表情について】
演技も良いんだろうけどキャラ作りがいい!特に前半のヤバイ主人公から公園での顔の差が生きるを体現してたと思う。
【画について】
歓楽街、ピアノ演奏、ブランコシーン等、結構映画の基礎ともいえそうなシーン多い。ラストの公園も含めホントに教科書みたい。
【音楽】
100年前(公開40年前)の音楽をここまでドンピシャに合わせてくるかね♫
【脚本】
葬式での展開は第三者に語らせて話を展開させる12人の怒れる男方式。黒澤が先取りしてたとは………

という事で普通に傑作でした💦💦
他のも観るべきかもなぁ。

2 comments to “生きる”
  1. これもラストが本当にずるい映画ですね。
    ブランコのシーンは映像も音楽も本当に美しい。
    何気に黒澤明は時代劇より(当時の)現代劇の方が心に残る気がします。
    主演の志村喬さんは他の黒澤作品観ると別人過ぎてびっくりします笑

    • ラストずるいですよね。
      ただラスト以外もかなり練られた映画だなぁーと感心しっぱなしでした。ハッピーバースデーの使い方とかも秀逸だったんで。
      ちょっと他の黒澤もチェックせねば。

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